とりあえず、争奪戦に勝った模様。
ホッとした次の瞬間、「子どもどうしよ…。」まず悩んだよね。
申し込む前に、夫には言ってみてたけどね。
「9時からの受講には、一番乗り(保育園は7時から )で保育園に到着しても間に合わない。どうする?」
夫は早朝出勤。
頼れる親戚も、友人も、近くにいない。
待機児童からのやっと入れた、空きの出た保育園は割と遠い。
同じ保育園に通う、知り合いママも近所にいない。
がっかりポイント① 現任者講習会に、託児はない
「何とかなるんちゃう?当たってから考えれば~?」って、むかつく夫の他人事感は、〇年も結婚していれば想定の範囲内だけど、一人職場の心理士として働いてきた中で、この冷や汗は何度となく経験してるよね。
退勤間際に、ビビっちゃう告白されたりとか。
明日逝きます、お世話になりました、とか。
めっちゃ殴られてて、ご飯もらえないんです、とか 。
ストーカーされちゃってます、とか。
「また来週、続きを一緒に考えよう!」ってなことは言えない類。
でも、SCとかで、ゆるい枠で会う人(昼休みにときどきしゃべりに来る生徒、とか。)が、放課後ふらっと来てからの重大告白は、
“ウチの2歳児は、19時に保育園から放り出されるか否か”問題に真剣に悩むよね。(うちの保育園は19時に閉まる)
結局、お迎えにリスキーな職場は辞めました。続けたかったな、やりがいもあったな。
いつまでたっても、根無し草心理士から這い上がれず。
そんな胸の痛みを、久々に、今回。
結局、ファミサポにお願いして、朝の1~2時間の子ども関係なんとかしました。
いい人が見つかって、よかった感謝。
宮本はまだマシやで、それでも。
まだお乳あげてる遠方のママさんどうなるの?
1週間乳幼児と離れるの無理やで、しんどいで。
ファミサポも見つからん人はどうするの?しかも…
がっかりポイント②1日でも休んだら、講習会修了書はもらえず、振り替え受講のインフォメーションもなし!
斜め前に座ってはった女性の受講者さん、途中で休まはった。
最終日は来てはったけど、どうやら子どものインフルエンザだったらしい。
なんか切ない。
受講にあたって、体調、事故、家庭の事情、やむにやまれぬ事情による欠席(たとえ一コマでも)は、振り替え受講等の配慮はなし。7万円払って、受講していないのとまったく同じ扱いになります。
がっかりポイント③会場はギュウギュウ詰め、トイレは長蛇の列
朝7時前にファミサポに子どもたちを届け(あとはよろしくです!)、そのまま2時間程の移動。
受講会場入室前にトイレ行っとこか~って、めっちゃ並んでるやん!!
この長蛇の列、もれなく、すべての休み時間に見ることができます。(女子トイレのみだけど)
っう訳で、余裕をもって到着したつもりが、思いの外ギリギリ。
ようやく講義室に入ると、固定3人掛けシートに3人…びっちり大人たちが…
コトブキシーティング株式会社様HPより引用 きれいなキャンパスですね!
こんな感じ↑(イメージ写真です。この大学が会場ではありません。)
「すいません、すいません。」つって人をかき分け席に着いたら、びっちり3人席。このびっちり感で、これから5日間過ごすのだ。
グラングランの居眠りしたり、変な音出したり、何か食べたり…は無理。(フツウはしない?)
ノートとるのも、デブっち宮本は、肩すぼめの遠慮姿勢を余儀なくされる。
かぁ~ストレス溜まる~って中で、マナーの悪い受講者に目が止まって更にイラっとする。
がっかりポイント④イライラする受講者
ピンコーン!!って、講義中。
皆さんおなじみの、iphoneの、あの音、後ろの方から聞こえたよね。
ピンコーン!!って今鳴ったよねっつって、周りの受講者みんな心ざわついた。
「講義の間は、スマホや携帯の使用、録音、録画は禁止です。」
案内状から当日アナウンスまで、外に出したらヤバイ内容でもあるんかいなって勘ぐるくらいしつこく言われたよね。
流出禁止の真意はわからずとも、ルールだし守るよね、普通の人は。
それとか、新しい臨床心理士なら、単位足りてるでしょ、国試の受験資格あるでしょ、来んでもいいでしょってな若い姉さん受講者、斜め前でメッチャLINEしてたよね。
ピンコーン!とか、受講中のLINEとかって、幼稚園レベルのルールすら守れない公認心理師、絶対信用できんし。
みんな耐えるぞ!って、一致団結してる感の中で私ら頑張ってるやん?
そんな空気読めへん人に、心の専門家になってほしくない。(お局さん発言は重々承知)
極め付きにイラついたのは、
「僕らこんなチンケな講習会受けるレベルじゃないんだけどね。仕方ないよね、仕事だから。」風情の鼻息荒い増上慢(大学教員らしき)受講者。
まず、名刺交換はじめる。
自分の業績言ってみる。
そして、講義の内容ケチつける。
『事例検討』タイムが、現任者講習会では度々あるんですわ。
これ、ありがちな事例が提示されて、背景要因や解決目標的なことを「チームのみんなで考えてみよー」ってなクイズタイムなんですが。
この事例「この子の親ってきっとこうだよね、家庭ってこんなパターンだよね」ってな、作成者自身がイメージする“あるある背景”を後づけで、くっつけたんじゃなかろか。
ってか、事例を素直に考えるより、問題作成者の意図や専門を推理して答える方が正解っつう難儀な感じで。
だから、事例問題は「ほんまの現場では色んな可能性や、個別性ってあるやん。」「この説明だけで断定できるか…」って真面目に考えたら、なかなか答えに辿り着かない。(たぶん、国試もそうなる可能性?)
で、その大学教授(風)の島(三人掛け1チーム)。
上から目線の事例検討しておられましたよ。
…で、正解発表→上から目線の解答は的外れ。
「オイ、こんな水準で○○(疾病名)と言えるのか!」とほんのり赤い顔で大学教授(風)吠えておられましたな。
もう、イライラするっつうの。
きっとね、大学教授(風)の人は、現任者講習会の講師の先生より自分が偉いのにって思ってるの。
そういう自己顕示欲とか、変な自尊心とか、今日は必要ないでしょ、修行なんだから!ひたすら無だよ、無の境地だよ!って言いたい。
私の瞑想タイムの邪魔しないでくれ。
で、もっとイラっとするのが…
がっかりポイント⑤受講内容は、ほぼテキストの棒読み
事件は、2日目(5日間コース)の4コマ目に起こったね。
ベテラン医師風の講師の先生。
キター!テキスト音読会。
どんどん、棒読みが進む。
一緒にテキスト読みましょってな感じで先生、グイグイ音読してったら、1コマなんと40分で「これで、講義を終わります。」
公認心理師、現任者講習会の1コマは90分。
会場さすがにザワつく。会場担当の先生方もザワつく。
「なぜこのようなことになったのか、確認します。しばしお待ちください!」と会場アナウンス。
で、5分後。
「今から、休憩をはさんだ後、再開します!」
で、休憩後、ベテラン医師(風)の先生再登場、
「それじゃあ、もう一度、最初から説明します。」
っつって、二度目の音読会が始まったよね。
二度目の音読会のタイミングで、同じ会場にいた臨床心理士界のプリンス、講義室しずかーに退場。
宮本も息苦しかったんだけど、貧乏根性で、元取れるかもしれないぞって居座ったよね。
っつか、現任者講習会って7万円、20コマだから一コマ3500円だよね?3500円あったら、普通にポップコーン食べながら映画とか観たい。
切実に。棒読み分のハンコは、子どものインフルで休んだママさんにあげたい。(現任者講習会では、一コマずつ、出席のハンコがもらえるんです。 )
…色々あった現任者講習会。
たぶん、普通の集団だったら、偉いことなってる。
ヤジとか、クレームとか半端ないと思う。
ただ、(宮本の会場は、たぶん、雰囲気的に)ほぼほぼ心理士。
狭い世界です。500人くらいの受講者の中に、知り合いおるかも~と思うと(実際に何人か遭遇しました)変なこと言えへん。
何か言って「うわ~」っとか思われたくない。
できれば、ひっそりとこの5日間を終えたい。
っつうわけで、クーリングオフ物の現任者講習会に誰もいちゃもん付けずに、今もひっそり各地で繰り広げられているなり。
がっかりポイント⑥現任者講習会は、公認心理師に必要な素養を身につけるためのものではなく、公認心理師に必要な忍耐力を養う場であると肝に銘じるべし
以上!