公認心理師への道

現任者講習会と公認心理師試験のレポート

公認心理師 現任者講習会 14コマ目『主な分野に関する課題と事例検討②福祉』まとめ

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いよいよ、現任者講習会の内容もクライマックス。

この後に控える、心理アセスメント、心理支援の講義は、教科書を読み上げる形式のDVD講習なんで、生の講義はこれにて終了。

残りのコマは、事例検討。

5日間コース14コマ目の授業内容

14コマ目は、福祉分野の事例検討会。

  • 事例提供 3分
  • 個別検討 5分
  • 小グループ検討 12分
  • 全体共有 10分

これを3事例。

取り上げられたケースは、

  • 事例1:発達障害と虐待が疑われる、保育園児。
  • 事例2:中学生、ネグレクト。
  • 事例3:認知症の妻を何とか一人で面倒見ようとする夫。

どの事例も、現場を思い出し、身につまされる内容だったよね。

事例検討問題のポイント

事例検討セッションの愚痴は、もう書いたので省くけども。

shinrishi.hatenablog.com

今回の事例、福祉や教育の現場で、誰もが難しさを感じながら接したことのあるやつ。

心の問題に関するホットな事例が、事例問題の素材としてピックアップされる、ってとこは14コマでも感じたよね。

宮本は、事例読みながら、〇君や̻△ちゃんの顔を思い出してしまってセンチメタル。

 

事例2は、まだまだ記憶に残る2003年の岸和田中学三年生虐待事件と酷似してて、あの時の報道を思い出すにつれ、心理士として自分だったら何ができただろうか、したのだろうかとめちゃ身につまされる。

岸和田中学三年生虐待事件の概要

岸和田市で中学3年生の少年が、体重24キロ、脳萎縮、皮膚潰瘍を伴う意識不明状態で救出された。少年は、実父と継母による1年半にわたるネグレクトや暴力の末、骨と皮だけになり、現在もこん睡状態にある。

この事件のルポタージュはこれ↓  

虐待の家―義母は十五歳を餓死寸前まで追いつめた

虐待の家―義母は十五歳を餓死寸前まで追いつめた

 

14コマで出てきたポイント&キーワード

  • 発達障害の見立て
  • 虐待の見立て
  • チーム学校
  • 専門医との連携
  • 認知症
  • 地域包括支援センター
  • 民生委員

5日間コース14コマ目の授業をnoteにアップしました

今回の事例問題は、あらためて宮本ノートを見るまでもないよね。

でも、一応アップしました。

宮本ノートの短所とちょっと役に立つ点は、以下の記事から読んでいただいて、

 公認心理師 現任者講習会 1コマ『公認心理師の職責』まとめ

もし、よかったら下のリンクからノートをご覧ください。
note.mu

では。