公認心理師への道

現任者講習会と公認心理師試験のレポート

ついつい買ってしまう、公認心理師国試対策本。買ってから後悔しちゃうんだけどね。

数年後、公認心理師のカリキュラムを修了した若い人たちは、きっと、大学・大学院でしっかりと学ぶことができるし、看護師や社会福祉士みたく、大学が出願をとりまとめ、国試対策講座も開講してって感じになっていくんやろね。

 

うわー、どうしよう~ってなってるのは、ここ数年間で受験する現任者だけ。

中高年の現任者が、仕事や家庭生活しながら、数か月で踏んだことない知識を詰め込むのは、そもそもナンセンス。

現任者講習会で人の発達と老化の授業、めちゃ身につまされた。

shinrishi.hatenablog.com

ちなみに、

流動性知能:新しい学習・適応のための能力。計算、思考、記憶など。加齢とともに低下。

結晶性知能:学習や経験を生かす能力。専門知識、手順、週間など。加齢の影響は少ない。

 

公認心理師バブルに乗って、先生。どこに行くんですか?

だから結局、今のところ、公認心理師の国試対策のためのテキスト、何だっていいよね。

新しい、丸暗記的な知識。宮本、9月9日まで持ちこたえる自信ありません。

所詮、脳みその片付けしかできないんじゃなかろか。

脳みそタンスを開けて、自分が使ってる技術や知見を確認、整理整頓してって作業を、一段ずつやっていく。

 

でも「現任者講習会&受験料諸々、10万オーバー。職場にも受験するって言っちゃってるよ。」ってやつが頭をよぎると、元は取らんとあかんってなるよね。

悪あがきで買っちゃうわけです。

いくら公認心理師バブルとは言え、真剣に日々の業務をこなしながら試験勉強に充てるなけなしの時間を捻出している全国の受験者を舐めすぎです。ぶっちゃけあり得ない。

amazonレビューより

 

amazonでのレビューは相当悲惨だけど、ブループリント完全対応っつうキャッチコピーにやられちゃったよね。

 ↑なぜか中古価格が高くなってるけど、本当は2,500円(税別)

この本のビックリするところは、223ページあるけど、前半と後半が同じ内容だってこと。

前半は、赤シート用にキーワードを赤字で書いたセクション。
後半は、赤字部分を空欄にしただけの、ドリルセクション。

しかも、キーワードの穴埋め問題をやって、国試に対応できるのか?

紙の無駄遣い、ぼったくり感否めない…。

 

これから、公認心理師制度を牽引していく先生方に、足元見られたーって感。

予感はしてたけど、やっぱりちょっと悲しいよね。

 

試験まであと2か月。がんばるぞー!おー!