2月(平成30年)に公認心理師試験委員が公告されたよね。
試験委員の名前をじっと見て…残念!知り合いの先生おらんわ~
試験委員の先生方の専門を調べてくださっている、tayoka先生という方のツイート発見!
#公認心理師 試験委員46名を、医学、アカデミック心理学、臨床心理学、その他に分類して、それぞれ専門分野のキーワードを添えました。このツイートへの返信で掲載します。
— tayoka (@hiyoccoo) 2018年2月4日
まとめさせていただくと、こんな感じ。
無意識~、魂~、エディプス~、夢~、コンプレックス~ってやってる先生、ご指名なし?
現任者講習会(DVD)で村瀬先生ご出演いただいたんで、臨床心理士会に一応義理は果たしたっよって体ですか。
もぉー、勘弁してよーって感じです。
宮本は、無意識のもんと、くんずほぐれつやってるタイプでね。
その辺りのことは、ちょっとは知ってるんだけども。
かぁ~!国試に出ませんか。
で、現任者講習会を思い出すんだけども。
実際の業務の中身、心理面接、心理検査、コンサルテーション…それらにまつわる基礎理論、方法論ってなことには一切触れられず。
現任者だから、知ってるでしょー、使ってるでしょーって前提で省かれたのか、国試で出ないのかは不明。ブループリントでも“実践”には、触れられてない印象。
何度も言っとくけど、経過措置のある向こう5年。
G区分で受ける宮本らは、おっちゃんやぞ、おばちゃんやぞ。
専門領域以外の、細か~い知識、忘れてんねん。
読んでも、若い子みたいにスイスイ覚えられへんねん!
それと、臨床心理士試験の時にも思ったけど、日々の業務で使われることのない豆知識を、仕事して家事してって中で暗記するのって相当しんどいんですけど。
どうする、勉強のモチベーション。
心理療法やる人にとって、公認心理師国家試験は踏み絵にも似て。
愚痴だよね。
医師会強し!厚生労働省強し!ビバ☆生物学的精神医学!っつう感じで、臨床心理士会、負けムードではじまった公認心理師制度。
切ったり貼ったりが得意なお医者様やその他の心理職関連の方々からは、現臨床心理士の多くがやってる、夢~とか箱庭~とかって、オカルトか宗教儀式にしか見えないよね。
そんな風にしか見えない人たちが、よくぞ国家資格に心理職を迎え入れてくれたもんだ。税金投入するのに。
そもそも、最近の心理療法におけるエビデンスって、数ってことになってるみたいだし。
心模様がイイ感じで移ろってるなって実感、体感を量的に説明するって、無理がある感じがするし。
心理療法の多く(CBT以外?)は、危うく、脆く、非効率。
心理士の未熟さ等、諸々の条件で効果が薄かったり時間がかかったり。
そもそも、一子相伝的なヤツが、大量生産できるわけない。
その、そもそもなやつを省いた万人受けするカッコイイ技術、宮本持ち合わせてない、どないしよ。
現任者講習会ではアセスメントー!って、講師の先生が事例問題の答え合わせで何回も言ってて。
標準化されてる方法、操作さえ間違えなければ誰がしても同じ評価が出ることをやって、その操作や解釈が正しくできて、それを支援チームに正しく伝えられる人、ってのが、公認心理師やでー!ややこしいこと言わんといてやー!っていう圧を感じよね。
恐ろしいほど、心理療法関連のワードは、CBTくらいしか出てこなかったもんね。
日々臨床の中で、数じゃないエビデンス(解剖学的なやつ)がそのうち出てくるやろな、くらいの手ごたえはあるし、宮本は、宮本の理屈で目の前の人と会っていて、目の前の人も宮本も意義実感してて。
そんなもんですよ。
そんなもんでいいんですよ、って思ってきた。
けど、国家資格になったらそれ無理なんだよね。
「オマエラー覚悟はいいかー!」って、公認心理師試験受けるってそういうことなんだよね。
公認心理師国家試験(第1回)の効率的な勉強法は忖度(そんたく)で!
心理職国家資格化までの道のりは長かった。
めでたく国家資格までこぎつけ、そのリーダー権を得た勝ち組の思いをくみ取ることが公認心理師国家資格の勉強に役立つに違いない。
国試を乗り切り、公認心理師としてうまく泳いでいくためには、試験委員の名簿をじっと見ること。
委員長の赤木先生は、循環器系の医師。
医者は医者でも、北山修先生や、成田善弘先生じゃない。
心理職の試験を作るリーダーが心理じゃない人、だ。
そして、その他の先生全員の共通点は、操作的な方法の実践者。(言い過ぎ?)
どうりで、現任者講習会「効果があると証明された方法しか使っちゃダメ!」ってえらい言われるな~って思ったよね。
宮本の予想は、無意識関係の理論、技法、考え方の問題は、たぶん出題されないよね。
みんな、がんばろー!